ロードバイクを愛するライダーの皆さん、大切なバイクをしっかり保管する方法をお探しの方必見です。
今回は、効果的かつスペースを節約できるロードバイクの室内保管方法を4つご紹介します。
それぞれの保管方法によって使用するバイクスタンドが異なります。
各々のバイクスタンドの特徴が置き場所に必要なスペースを決めます。下表にそれぞれの特徴をまとめました。
横置き | フック掛け | 縦置き | 壁掛け | |
---|---|---|---|---|
占有スペース | 大 | 大 | 小 | 中 |
メンテ使用 | 〇 | △ | △ | × |
備考 | メンテ使用の可・不可は 使用するスタンドに依る | – | – | 壁に穴をあける 必要がある |
最も省スペースな保管方法は縦置きですが、他の保管方法もそれぞれ特徴があります。
この記事では、それぞれの保管方法とその特徴を紹介し、ライフスタイルに合った保管方法をご提案します。
あなたのお部屋でも置き場所を確保して、バイクとの共存を楽しんでみませんか?
室内保管したい2つの理由
前提として、ロードバイクを室内保管したほうが良い理由は2つあります。
- 盗難防止
- ロードバイクの劣化を防ぐ
盗難防止
ロードバイクは安くても10万円以上します。
盗めば高く売れるので泥棒のターゲットになりやすいです。
屋外で保管の場合、いつも外の同じ場所に10万円置いておくようなものです。
泥棒からすれば盗むタイミングを選べるので目を付けられやすいです。
準備万端の泥棒からすれば鍵なんて有ってないような物です。
数分待たずに鍵が壊されてロードバイクは盗まれてしまいます。
ロードバイクの劣化を防ぐ
屋外でロードバイクを保管していると各部品の劣化スピードが速まります。
いちばん顕著なのがサビですね。
各部分のパーツを締結しているボルト・チェーン・スプロケット・etc。これらが雨でサビてしまいます。
紫外線は樹脂やゴムパーツの劣化を早めます。
自転車カバーをすれば劣化スピードは抑えられますが、室内保管がいちばん良いですね。
4つの室内保管方法を紹介
保管方法は使用するバイクスタンドの種類により大きく4つに分けられます。
- 横置き
- フック掛け
- 縦置き
- 壁掛け
最も省スペースなのは縦置きタイプですが、他のバイクスタンドにも縦置きに無いメリットがあります。
それぞれの特徴を解説します。
横置き保管
※上写真は室内保管カバーの上からスタンドを使っています。
気になる方はリンクをチェック⇒https://amzn.to/3tOB5aN
横置きの場合、ロードバイクをそのまま床に置くのと同じスペースが必要です。
置き場所のスペースを小さくしたい人には向かない置き方です。
しかし、このバイクスタンドにはメンテナンスで使えるというメリットがあります。
後輪のハブ部分を支える横置きスタンドは、設置状態で後輪を回転できます。
出典:株式会社フカヤHP ミノウラ製品ページ DS-30MP
https://fukaya-nagoya.co.jp/product/minoura-ds30mp/
置いた状態で後輪が回せると、洗車や変速調整などのメンテナンスをする時に非常に便利です。
バイクスタンドをメンテナンスで兼用したい方にオススメです!
横置きタイプのバイクスタンドを選ぶ際の注意点が2つあります。
- メンテナンスに使いにくい(設置状態で後輪が回せない)種類もある
- リムブレーキとディスクブレーキで対応するものが異なる
注意点①
メンテナンスに使いにくい(設置状態で後輪が回せない)種類もある
メンテナンスで使いにくいスタンドは下写真のようなタイプです。
前輪または後輪を挟んで支えるので、設置状態で後輪を回せません。
メンテナンスで使いにくいので、後輪が回せるタイプの物をオススメします。
注意点②
リムブレーキとディスクブレーキで対応するものが異なる
リムブレーキとディスクブレーキでハブ周りの形状が違うので、対応できるスタンドも異なります。
購入の際には注意しましょう。
僕のオススメ横置きスタンドはミノウラのDS-30MPです。
これは様々な形状の自転車に対応可能で、リムブレーキ・ディスクブレーキ両方で使用することが可能です。
フック掛け保管
フック掛け保管は横置きと同じくらいのスペースを使います。
自転車が固定されていませんが、簡易的なメンテナンスには使用可能です。
そんなフック掛け保管のメリットは2つ。
- 自転車をセットするのが楽
- 2台セットできるスタンドもある
フック掛けはトップチューブをフックに掛けるだけなのでセットするのが楽。
さらに、2台セット可能なスタンドも存在します。
2台持ちの場合には最も省スペースな選択肢になります。
日によってロードバイクを使い分けたいベテランの方や家族でロードバイクに乗る方は2台セット可能なフック掛けがオススメです!
縦置き保管
縦置きのメリットは保管が最も省スペースな保管方法です。
商品によっては下写真のように縦置きと横置きの両方に対応しているスタンドもあります。
これなら縦置きスタンドでも簡易メンテナンスなら可能です。
ゴリックスの3way縦置きスタンドは、メンテナンス時にシートステーとチェーンステーにフックを掛けて自転車を保持します。
省スペースでありながら簡易メンテナンスも出来る点が魅力的です。
縦置きはとにかくロードバイクを置くスペースを小さくしたい方にオススメです!
壁掛け保管
壁掛けスタンドのデメリットは壁に穴を開けないと設置できないことです。
メンテナンスにも使うことができないので、別途メンテナンススタンドが必要になります。
メリットは2つ
- スタンド自体が小さいので設置した見栄えがオシャレになる
- 設置位置によってはロードバイク下のスペースが有効に使える
壁掛け保管は、自身の持ち家でインテリアも重視したい人におすすめの保管方法です
どうしても室内保管できない場合
1人暮らしのワンルームであったり、お家の事情で室内保管ができない方もいるでしょう。
そんな時、苦肉の策としてベランダに置いておくことを考えていてはいかがでしょうか?
僕も一人暮らしの時はベランダに保管していました。
室内保管よりパーツは劣化してしまいますが、致し方ありません。
ベランダの屋根が大きければ雨もある程度凌げるでしょう。
屋根が小さいベランダの場合は、せめて自転車カバーを掛けてあげましょう。
1階に住んでる方は鍵も忘れずに掛けてください!
ロードバイク室内保管のまとめ
Amazon | 横置き バイクスタンドをメンテナンスで兼用できる |
Amazon | フック掛け 2台持ちの場合には最も省スペース |
Amazon | 縦置き とにかくスペースを小さくしたい方 |
Amazon | 壁掛け 自身の持ち家なら設置可能。インテリアとしてもGOOD! |
自立しないロードバイクを保管するにはバイクスタンドが必要です。
保管方法は主に上記4つとなります。
あなたのライフスタイルに合った保管方法を選びましょう!
ロードバイク室内保管方法の紹介については以上です。ありがとうございました!