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鉄下駄卒業!10万円以下コスパ最強おすすめホイール3選【ロードバイク】

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よしてる

ロードバイクに慣れ始めてから最初に考える大幅なカスタム、それがホイール交換

ほとんど完成車に付属してるホイールの重量は約2kgです。

2kg前後の重いホイールはスポーツサイクル界隈で鉄下駄と呼ばれることもあります。

グレードアップするホイールの選択肢として、ひと昔前は「Campagnolo ZONDA」と「FLUCRUM Racin3」の2強でした。

しかし、近年の物価高為替の影響・中華カーボンホイールの台頭で、この2つが本当にコスパの良い選択肢か疑問に思われます。

そこでこの記事では、10万円以下のホイールを比較し、初心者が鉄下駄卒業するに相応しい製品を紹介します!

比較の結論から示すと、僕がおすすめするホイール3選は以下のようになりました。

おすすめミドルグレードホイール
【リムブレーキ】
  • ICAN Alpha40 Pro
    (8万円前後)
  • Campagnolo ZONDA
    (7万円前後)
  • FULCRUM Racing3
    (9万円前後)
おすすめミドルグレードホール
【ディスクブレーキ】
  • ICAN Alpha40 Plus
    (10万円前後)
  • ICAN Alpha40 Pro
    (8万円前後)
  • Shimano WH-RS770
    (9万円前後)

おすすめ3選を選ぶにあたって以下7社のホイールを比較しました。

  • Campagnolo
  • FULCRUM
  • MAVIC
  • Shimano
  • DT SWISS
  • Elite Wheels
  • ICAN
よしてる

ホイールを変えるメリットや選び方や、各社ホイールの詳細を解説していきます!

この記事では各ECサイトの売値を参考に価格を比較しています。実売価格は時期や販売店によって異なることをご了承ください。

ホイールを変えるメリット

ロードバイクのホイールは「バイクの性格を決定づけるパーツ」と言われるほど、交換によるメリットが大きいコンポーネントです。

ホイールを変えることによって得られるメリットは大きく2つあります。

  • 加速性能の向上
  • 剛性の向上

加速性能の向上

ホイールの軽量化により加速性能が向上します。

リムやタイヤといった外周部の軽量化は慣性モーメントの減少につながり、特に加速時の反応性を劇的に向上させます。

数百グラムの軽量化でも効果が実感しやすいパーツです。

信号待ちからのスタートや、坂道での再加速が楽になります。

慣性モーメントとは、物体が回転運動をする際の「回転しにくさ」を表す物理量です。ホイールの重量に比例して大きくなります。

剛性の向上

剛性の低いホイールは、ペダリングによってかかる力(特にスプリントやダンシング時)でたわんだり、ねじれたりします。

このたわみやねじれは、せっかく生み出したパワーを路面に伝える前に吸収してしまう「ロス」です。

剛性の高いホイールは、このロスを最小限に抑え、ペダリングパワーをダイレクトに推進力に変換します。

リムハイトが高いほど剛性は高くなる傾向にありますが、ホイール重量も増加します。

リムハイトが高く軽量なホイールはカーボン製で値段がとても高いです。

重量が軽ければリムハイトは高い方がホイール剛性が高くロスが少ない傾向にある!

ホイールの選び方

ミドルグレードホイールの価格帯はおよそ7~15万円です。

価格は安いに越したことはありませんが、スペックとのバランスも考えたところ。

ホイール選びの際に見ておきたいポイントが4つあります。

  • 重量
  • リムハイト
  • タイヤタイプ
  • 対応カセット

4つ目の対応カセットはスペックとは無関係ですが、購入の際の注意点として挙げました。

それぞれ解説していきます!

ミドルグレードホイールの重量目安

ほとんど完成車に付属してるホイールの重量は前後合わせて約2kgです。

グレードアップするホイールは軽いほど良いですが、軽量なホイールほど値段が高くなります。

ミドルグレードのホイール重量目安はリムブレーキなら1,600g以下ディスクブレーキなら1,700g以下というのが僕の個人的見解です。

このくらいの重量になるとホイール交換の効果を感じやすく、価格も高くなりすぎないバランスの良い選択ができると思います。

ホイールはリムブレーキ対応のものよりディスクブレーキ対応のものが一般的に重くなります。

リムハイトは高いほど良い!ただし、、、

リムハイトが高いと、空気の流れをスムーズに整える効果があり、特に高速域での空気抵抗が大幅に低減されます。

スポークの長さも短くなるため、スポークが受ける空気抵抗も減少し有利です。

また、ホイール全体の構造がより頑丈になり、剛性が向上する傾向があります。

剛性の高いホイールはペダリングパワーを効率よく路面に伝えやすくなり、パワーロスが少ないです。

リムハイトが高いと得られるメリットは多いですが、デメリットとして重量の増加があります。

逆に言えば、重量が許容範囲内ならばリムハイトは高いほどメリットが大きいです。

リムハイトと重量のバランスを見てホイールを比較するのが良いと思います!

よしてる

タイヤタイプ

出典:Amazon.co.jp
Panaracer クリンチャータイヤ

タイヤタイプは主に3種類に分かれます。

  • クリンチャー
  • チューブレス/チューブレスレディ
  • チューブラー

ホイールによってどのタイヤタイプに対応しているかが異なります。

購入前にしっかり確認しましょう!

クリンチャータイヤ

クリンチャータイヤは、タイヤの中にチューブが入っています。

パンク修理やチューブ交換などのメンテナンス性に優れているのでとても扱いやすいです。

完成車付属のホイールは上位機種を除きほとんどクリンチャータイヤでしょう。

チューブレス/チューブレスレディ

チューブレス/チューブレスレディはチューブが不要なタイプになります。

クリンチャーより適正空気圧が低いので乗り心地が良いです。

チューブが無いのでその分の重量が軽くなります。

ただし、パンクしたときにタイヤごと交換しないといけない場合があったりして使い勝手が少し悪いです。

空気を入れる際も、最初はリムとタイヤに隙間があるため通常の空気入れでは空気が入れられません。

チューブレスに対応したコンプレッサー付き空気入れを使用します。

チューブレスとチューブレスレディの違いはシーラントを必要とするか否かです。

チューブレスレディの方はタイヤとホイールの隙間を埋めるためのシーラントを必要とします。

チューブレス/チューブレスレディ対応のホイールはクリンチャータイヤも使える場合が多いです。

チューブラー

チューブラーはタイヤとチューブが一体になっているタイヤです。

上写真のようにうなぎ状になっているタイヤを接着剤などで直接ホイールに貼り付けます。

クリンチャーよりも軽量で転がり抵抗にも優れています。

しかし、メンテナンス性が悪いので初心者やホビーライダーには向かないでしょう。

対応カセット

リアホイールのカセットスプロケットを付ける部分がフリーボディです。

このフリーボディはコンポーネントのメーカーによって形状が異なります。

ホイール購入の際はフリーボディのタイプを選べます。

ご自身がお使いのカセットスプロケットと互換性のあるタイプを選択してください。

対応カセットのタイプは主にShimano・カンパニョーロ・SRAMの3メーカーです。

Shimanoに関してはほとんどのホイールで選択できます。

10万円以下のアルミホイール

ここからは主要なメーカーのホイールのスペックと価格を見ていきます。

ミドルグレードではアルミ製のホイールを展開している以下5社を調査しました。

  • Campagnolo
  • FULCRUM
  • MAVIC
  • Shimano
  • DT SWISS

Campagnolo ZONDA

Campagnolo(カンパニョーロ)は、イタリアを代表する老舗の自転車パーツメーカーです。

1933年の創業以来、自転車業界に数々の革新をもたらしてきました。

特に、ロードバイクのコンポーネント(変速機、ブレーキ、クランクなど)やホイールで世界的に高い評価を得ています。

G3組という独自のスポークパターンが特徴的で、機能面だけでなく、デザイン面でもファンが多いメーカーです。

G3組は主にリアホイールで採用されますが、ディスクブレーキモデルではフロントホイールもG3組で作られることがあります。

ZONDA(ゾンダ)のディスクブレーキモデルは前後ともG3組です。

G3組スポーク

ZONDAは、カンパニョーロのホイールラインナップの中で「ミドルグレード」に位置づけられます。

しかし、その性能は価格帯を大きく上回ると評価されており、「最初のホイールアップグレードに最適」「鉄下駄からの脱却」の定番として多くのライダーに選ばれてきました。

日常のトレーニングからロングライド、そしてアマチュアレースまで、幅広い用途でその性能を発揮します。

出典:Amanzon.co.jp
ZONDA
ZONDAリムディスク
重量[g]1,5401,675
リム高[mm]約27mm約27mm
価格7万円前後9万円前後
商品リンクhttps://amzn.to/4kkusRKhttps://amzn.to/4lzknB9
※重量は前後の総重量です

僕の時代はリムブレーキモデルが5~6万円で買えたのですが、少し値上がりしていますね。

ディスクモデルに至っては9万円でとても高く感じます。ですが、性能は間違いなしです!

僕はZONDAを使っていますが、完成車付属のホイールとは剛性が段違いで乗っていて気持ちが良いです。

よしてる

G3組のスポークがカッケーです。

FULCRUM Racing3

FULCRUM(フルクラム)は、ロードバイクおよびマウンテンバイク用の高性能ホイールを専門に製造するイタリアのブランドです。

2004年に創業と比較的新しいブランドですが、カンパニョーロの姉妹ブランドであり、カンパニョーロが培ってきたホイール製造技術やノウハウを共有しています。

これにより、高い技術力と品質管理のもとで製品開発が行われています。

FULCRUMでイチオシのミドルグレードホイールはといえばFULCRUM Racing3です!

フルクラムのアルミホイールラインナップの中でも特に人気が高く、多くのサイクリストから「これ一本あれば何でもできる」と評される、非常にバランスの取れたホイールです。

出典:Amazon.co.jp
FULCRUM Racing3
Racing3リムディスク
重量[g]1,5601,660
リム高[mm]FR27 / RR3028
価格9万円前後9万円前後
商品リンクhttps://amzn.to/44t3VMahttps://amzn.to/46uaAYO
※重量は前後の総重量です

Racing3もひと昔前は7万円前後と記憶していますが、近年の物価高・為替の影響で高くなっています。

ZONDAと並んで評価の高いホイールなので、「間違いない選択」と言われた人気のホイールです。

MAVIC KSYRIUM S

MAVIC(マヴィック)は、1889年にフランスで創業された、長い歴史を持つ自転車パーツブランドです。

特にホイールの分野でその名を馳せており、ロードバイク、マウンテンバイク、グラベルバイクなど、幅広いカテゴリーのホイールを製造しています。

プロロードレースの世界では、中立的な機材サポートを行う「黄色いマヴィックカー」でもおなじみで、その存在感は絶大です。

MAVICといえばUST チューブレスというマヴィック独自のチューブレス規格があります。

「Universal System Tubeless」の略で、ホイールとタイヤの嵌合精度を極限まで高めることで、自宅のフロアポンプでもビードアップしやすいという高い実用性が特徴です。

よしてる

MAVICのホイールは是非チューブレスで使いたいですね!

MAVIC KSYRIUMキシリウム Sは、マヴィックのアルミホイール「KSYRIUMキシリウム」シリーズにおける中心的なモデルになります。

「軽さ」「耐久性」「ダイナミックな乗り心地」を高いレベルでバランスさせた、オールラウンドに使える高性能アルミホイールです。

出典:Amazon.co.jp
MAVIC KSYRIUM S
KSYRIUM Sリムディスク
重量[g]1,5701,670
リム高[mm]2222
価格10万円前後10万円前後
商品リンクhttps://amzn.to/3ZV3Sawhttps://amzn.to/3TmOn7t
※重量は前後の総重量です

個人的にはリムハイトが低めな点と価格が割高な印象を受けます。

しかし、初めてのチューブレスの使用を考えている方にはピッタリな選択と言えるでしょう。

USTチューブレスシステムは、タイヤの装着が比較的容易なため、チューブレスを試してみたい方には最適です。

Shimano RS500/RS770

Shimanoについてはもはや説明不要でしょう!

ロードバイクに乗っている人なら知らない人はいない日本のコンポーネントメーカーです。

Shimanoのコンポはユーザーが多いですが、なぜかホイールはShimano以外の製品を使用している人が多い印象です。

実は自転車部品だけでなく釣り具の分野でも有名。

そんなShimanoのミドルグレードホイールはWH-RS500(リム)とWH-RS770(ディスク)を紹介します。

WH-RS500
WH-RS770
リム
WH-RS500
ディスク
WH-RS770
重量[g]1,6491,637
リム高[mm]2428
価格7万円前後9万円前後
商品リンクhttps://amzn.to/4kDdfDjhttps://amzn.to/44mMM89

※重量は前後の総重量です

シマノの「RSシリーズ」ホイールは、ロードバイクの幅広い層のサイクリストに向けて、実用性とコストパフォーマンスを重視して提供されているホイールの総称です。

かつては完成車に付属する入門グレードから、アップグレードに適したミドルグレードまで、様々なアルミリムホイールが「RS」の型番を冠していました。

重量が全てではないですが、リムのWH-RS500の1,649gは他メーカーに比べると少し重めな印象です。

DT SWISS P1800 SPLINE

DT SWISSは、スイスに本社を置く、自転車用高性能コンポーネントのトップメーカー。

特にスポーク、ニップル、ハブといったホイールの構成部品において世界的に評価が高いです。

多くの完成車メーカーや他社のホイールブランドがDT SWISS製のパーツを採用しています。

DT SWISSは高級カーボンホイールの印象が強いですが、10万円前後でも買えるアルミホイールがあります。

出典:dtswiss.com
P1800 SPLINE
P1800 SPLINEリムディスク
重量[g]1,5901,696
リム高[mm]2323
価格10万円前後10万円前後
※重量は前後の総重量です

P1800 SPLINEは、DTスイスのロード用パフォーマンスホイール「Pシリーズ」のエントリーモデルに位置付けられます。

しかし、DTスイスが誇る高品質なスポーク、ハブと、最新のトレンドを取り入れたリム設計により、価格以上の高い走行性能と信頼性を提供します。

特に、純正の重いホイールからのアップグレードを考えているサイクリストにとって、非常に魅力的な選択肢となります。

DT SWISSの難点は取り扱い店が限られることです。

まずDT SWISSの日本公式ホームページから製品購入できません。

Amazonの出品もほぼなく、ワイズロードオンラインでの取り扱いもDT SWISSの一部商品に限られます(記事執筆当時は)。

大手のECサイトで取り扱いが少ないので、他スポーツサイクル専門店のECサイトやDT SWISS取り扱いショップを探す必要があります。

よしてる

それでも大手ECサイトで取り扱いが少ないだけなので、調べれば購入可能な専門店はあります。

10万円以下のカーボンホイール

ひと昔まえのミドルグレードのホールと言えばアルミ一択でした。

しかし、近年の物価高騰によりアルミのミドルグレード中華カーボンホイールの価格差が小さくなっています。

品質に懸念が持たれがちな中華製品ですが、ここ最近は品質の高い製品を出す中華メーカーが台頭してきました。

このような現状から、鉄下駄卒業の候補に中華カーボンホイールを考えるのもアリだと僕は思います。

ここからは中華メーカーから10万円以下のカーボンホイールを販売している2社の製品を紹介します。

リムブレーキのカーボンホイールを使用するときはカーボンリム専用のブレーキシューが必要です。

ICAN Alpha40 Pro/AERO 40 Plus

ICAN(アイカン)は、中国を拠点とする自転車部品メーカーで、特にカーボン製のロードバイクフレームやホイールセットが有名です。

比較的新しいブランドながら、高品質なカーボン製品を手頃な価格で提供することで、世界中のサイクリストから注目を集めています。

ICANの最大の魅力は、高品質なカーボン製品を非常に競争力のある価格で提供している点です。

有名ブランドのカーボン製品と比較して、同等またはそれに近い性能をより低いコストで手に入れることができます。

予算を抑えつつバイクの性能を向上させたいライダーにとって魅力的な選択肢です。

そんなICANからはAlpha40 ProAERO40 Plusを紹介します。

どちらもUCI認証を受けているホイールなので品質もお墨付きです。

※UCI認証とは、自転車競技を管轄する世界的な機関であるUCI(Union Cycliste Internationale)の厳しい審査をパスした製品にだけ与えられます。認証をうけたホイールは、UCI公認ロードレースへの使用が認められています。

出典:Amazon.co.jp
Alpha40 Pro
Alpha40 Pro
リムディスク
重量[g]1,4211,564
リム高[mm]4040
価格8万円前後8万円前後
商品リンクhttps://amzn.to/4lBCshZicanjp.com/collections/wheels
※重量は前後の総重量です

Alpha40 Proはブレーキモデルで約1421g、ディスクで約1,564g。

この価格帯のカーボンホイールとしては非常に軽量です。

この軽量性は、ヒルクライムや加速時の反応性に大きく貢献します。

価格と重量は少し上がりますが、リムハイト50mmのAlpha50 Proもあります。

続きまして、AERO40 Plusです。

出典:Amazon.co.jp
AERO40 Plus
AERO40 Plusディスク
重量[g]1,382
リム高[mm]40
価格10万円前後
商品リンクhttps://amzn.to/44wVYFI
※重量は前後の総重量です

AERO 40 Plusディスクブレーキ専用モデルなのでリムモデルはありません。

「AERO Plus」という名が示す通り、空力性能に特に重点を置いた設計が特徴です。

リムにブレーキ面がないため、空力形状をより自由に追求できる利点があります。

Alpha Proよりも価格は上がりますが、スペックはワンランク上のホイールです。

こちらもリムハイト50mmのモデルも選択可能ですが、値段も少し上がります。

EliteWheels ENT/EDGE

EliteWheels(エリートホイールズ)は、ICANと同様に中国を拠点とする比較的新しい自転車パーツメーカーです。

特にカーボン製ロードバイクホイールの設計・製造に強みを持ち、高品質な製品を競争力のある価格で提供しています。

世界選手権やプロツアーレースなど、世界の舞台で活躍する複数のUCIコンチネンタルトップチームに使われており、品質は折り紙付きです。

EliteWheelsからはENTEDGEを紹介します。

出典:Amazon.co.jp
EliteWheels ENT
ENTリムディスク
重量[g]1,589~1,9741,622~2,002
リム高[mm]30~8230~82
価格7万円前後8万円前後
商品リンクhttps://amzn.to/4nkec5Mhttps://amzn.to/44cJWSU
※重量は前後の総重量です

ENTシリーズは、「カーボンホイールのメリットを多くのライダーに体験してもらうこと」というコンセプトの製品です。

上位モデルのような最先端の技術や超軽量化を追求するよりも、信頼性、耐久性、そして価格のバランスを重視したホイールです。

リムハイトが30~82mmまで選べるので、なんと約8万円でカーボンディープリムが購入可能!

ただし、リムハイトに比例して重量も上がります。

続きまして、EliteWheels EDGEのスペックを確認しましょう。

出典:Amazon.co.jp
EliteWheels EDGE
EDGEリムディスク
重量[g]1,291 / 1,3251,314~1,495
リム高[mm]40/5040~65
価格11万円前後11万円前後
商品リンクhttps://amzn.to/4eHSxADhttps://amzn.to/4nxNTcw
※重量は前後の総重量です

EliteWheels EDGEは価格が10万円を超えてしまいますが、スペックがめちゃくちゃ良いのでついでに紹介させてください。

EliteWheelsの「EDGE」シリーズは、同ブランドの中でも、特に軽量性コストパフォーマンスに優れたモデルとして位置づけられています。

リムハイト40mmで1,300g前後の重量はまさに驚異的です。

先に説明したENTシリーズが「入門~ミドルグレードでオールラウンドなバランス」を重視しているのに対し、EDGEは軽量性に一歩踏み込み、より軽快な走りを求めるライダーをターゲットにしています。

予算が許すなら是非候補に入れたいホイールです。

【リムブレーキ】コスパ最強ホイール3選+α

リムブレーキ

ホイールに求められる主な要素として剛性と重量があります。

高剛性かつ軽量、そして価格が安いホイールがコスパ最強です!

しかし、剛性は実際に乗らないと正確には判断できません。

よって剛性を購入前に把握することは難しいですが、ある程度はスペックから予測したいところ。

ホイール剛性に関わる指標としては、リムハイトが参考になります。

リムハイトが高いと物理的に剛性が高いホイール断面になるためです。

前項までで紹介したホイールをリムハイトと重量で表にしました。それがこちら!

リムハイトが高く重量が軽いホイールは赤丸のハイスペックエリアになります。

表中で左上になるほど高剛性かつ軽量なホイールであることが予測されます。

この結果を踏まえると、僕がオススメする10万円以下のミドルグレードホイール(Rim)はこちらです!

ICAN
Alpha40 Pro
Campagnolo
ZONDA
FULCRUM
Racing3
重量[g]1,4211,5401,560
リム高[mm]40約2730(リア)
材質カーボンアルミアルミ
価格8万円前後7万円前後9万円前後
ポイント圧倒的コスパ老舗メーカー
の信頼性
老舗メーカー
の信頼性
商品リンクhttps://amzn.to/4lBCshZhttps://amzn.to/4kkusRKhttps://amzn.to/44t3VMa
※重量は前後の総重量です

高いリムハイト軽量ホイールを望む方はICAN Alpha40 Proがオススメ!

信頼と実績のヨーロッパ老舗メーカーが良い人はZONDARacing3がオススメです。

この両者はスペックが似てるので甲乙つけ難いですが、コスト重視で選ぶとZONDAになるかと思います。

よしてる

ちなみに、僕はZONDAを使っています。

リムブレーキホイールのオススメ3選は以上ですが、番外編としてEliteWheels EDGEも推薦させてください。

EDGEリム
重量[g]1,291 / 1,325
リム高[mm]40/50
価格11万円前後
ポイント予算に余裕がある人へ
商品リンクhttps://amzn.to/4eHSxAD
※重量は前後の総重量です

やはりホイール重量1,291gは驚異的で魅力的です!

欧州メーカーのホイールでは11万円でこのスペックを手に入れるのは不可能でしょう。

10万円を超えてしまいますが検討の価値ありだと思います。

【ディスクブレーキ】コスパ最強ホイール3選

ディスクブレーキモデルも同様にリムハイトと重量でスペック比較してみましょう。

この記事内で紹介したホイールのスペック比較表はこちらです。

前項同様にリムハイトが高く重量が軽いホイールは赤丸のハイスペックエリアになります。

以上の比較より、僕がオススメする10万円以下のミドルグレードホイール(Disc)はこちらです!

ICAN
AERO40 Plus
ICAN
Alpha40 Pro
Shimano
WH-RS770
重量[g]1,3821,5641,637
リム高[mm]404028
材質カーボンカーボンアルミ
価格10万円前後8万円前後9万円前後
ポイント超軽量コスパ高メーカー
の信頼性
商品リンクhttps://amzn.to/44wVYFIicanjp.com/collections/wheelshttps://amzn.to/44mMM89
※重量は前後の総重量です

ICAN AERO40 Plusは軽量化を重視したい方にオススメ!

11万円前後するEliteWheels EGDEと比べると70gほど重いですが、約1万円の価格差は大きいですね。

70gの差ならディスクの場合はICAN AERO40 Plusで十分かと個人的には思います。

ICAN
AERO40 Plus
EliteWheels
EDGE
重量[g]1,3821,314
リム高[mm]4040
価格10万円前後11万円前後

ディスクブレーキのラインナップの場合、ICAN Alpha40 Proは価格を抑えたい人にオススメです。

同価格帯のEliteWheels ENTと比べると重量に大きな差があるので、8万円で中華カーボンホイールを買うならICANが良いと思います。

Shimano WH-RS770はブランドの実績と信頼性を重視する方にオススメです。

価格も約9万円で重量は1,637gですが、ブランド力は製品を選ぶ上で重要な要素だと思います。

まとめ

完成車付属の「鉄下駄」からの卒業を考えている初心者向けに、ミドルグレードホイールの選び方とおすすめ製品を検討してみました。

ホイール交換のメリットは、軽量化による加速性能の向上と剛性アップによるパワー伝達効率の向上です。

特にホイール外周部の軽量化は、発進や坂道での再加速の劇的な向上に繋がります。

様々の意見ありますが、ミドルグレードホイールの重量目安はリムブレーキで1,600g以下、ディスクブレーキで1,700g以下だと思います。

ホイール選びの注意点として、タイヤタイプや対応カセットを購入前によく確認しましょう。

リムハイト・重量・価格を基に僕が選んだおすすめホイール3選はこちら!

リムブレーキおすすめポイント
ICAN Alpha40 Pro
(約8万円)
軽量性と高リムハイトを両立したコスパの良いカーボンホイール
Campagnolo ZONDA
(約7万円)
老舗メーカーの信頼性と実績
価格も安価
FULCRUM Racing3
(約9万円)
老舗メーカーの信頼性と実績
ディスクブレーキおすすめポイント
ICAN AERO40 Plus
(約10万円)
1,382gの超軽量ホイール
ICAN Alpha40 Pro
(約8万円)
価格を抑えつつカーボンホイールが買える
Shimano WH-RS770
(約9万円)
ブランドの信頼性を重視したい方向け

これらの情報を参考に、自身の走行スタイルや予算に合ったホイールを選んで頂ければ幸いです。

よしてる

10万円以下コスパ最強ホイールの記事は以上です。
読んで頂きありがとうございました!

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