東京都日の出町にあるヒルクライムスポット、梅ノ木峠を紹介します。
こちら東京ヒルクライム・HINODEステージの舞台となっております。
大会では8kmコースですが、本格的なヒルクライムが始まるのは後半3kmです。
今回は後半3km部分に関して解説していきます。
この峠は僕が以前ホームコースとしていた峠なので毎週のようにトレーニングで登っていました。
初めて挑戦したときはロードバイク始めたばかりの頃だったので、こんな峠自転車で登れる人いるのか?と思うほどの激坂峠です。
Couse Profile
- 全長3km
- 平均勾配9.7%
- 最大勾配17~18%
- 僕のベストタイム:17分43秒(参考までに)
starvaのセグメント上ではつるつる温泉前あたりからスタートになっています。
僕はその少し手前をスタート地点としていました。ちょうど上のGoogle mapで示したポインです。
この辺りから勾配が急激に上がります!!
全長は3kmなので距離は大したことないですが、10%以上の激坂が長く続くので登りごたえがあります。
1st section:0~550m-いきなり勾配10%!-
スタート地点は下の写真になります。2又に道が分かれてますが、メイン道路である右に勧めば梅ノ木峠へ続きます。
スタートからいきなり10%の勾配を登ることになります。
550mあたりまでこの勾配は続きます。先は長いのでここは踏み込み過ぎないようにして体力を温存しましょう。
2nd section:550m~1.4km-ちょっと緩む-
最初の勾配10%を乗り越えた直後に少し勾配が緩みます。
この区間もまだ体力温存に努めたいところです。
しかし、緩むとはいえこの区間平均勾配も8%以上あります。決して緩い登りではありません。
僕が初めてこの峠に挑戦したのときはこの区間で力尽きました。
こんなに辛いのにまだ1kmくらいしか進んでないのかと心折れた記憶があります。
3rd section:1.4km~1.7km-まるで壁-
ちょうどコースの中間区間です。区間平均勾配は13%!!
カーブが少ないのでまっすぐ続く道が坂道が目の前に広がります。
もうそれは果てしなく感じて精神的に辛いです。
しかもこの次のセクションがこのコース最大の難所です。
道路左手は景色が開けているので自然を感じて気を紛らわしましょう。
4th section:1.7km~2.1km-最大勾配出現-
この区間で最大勾配18%が出現します。ここが踏ん張りどころです。
このセクションを越えればあとは勾配が若干緩みます。
最大勾配は気合で踏み切りましょう!!
ここさえ越えればこの峠を攻略したも同然です。
Final section:2.1km~ゴール-油断せずに-
最大勾配を乗り越えたらこのセクションがいちばん楽です。
終盤の100mくらいはほぼ平坦に近くなります。
ただし、ところどころ勾配8%が続くので油断はできません。
ここまでほぼ勾配10%以上の坂を上ってきた体にはキツい坂です。
ゴール地点は開けていて見晴らしが良いです!!
この峠は林道なので頂上には自販機等の設備は何一つありません。
夏はボトルの水がなくなっても頂上で補給できないのでご注意を!
おまけ:スタート地点までの5km
東京ヒルクライム・HINODEステージの距離は8kmでしたが、前半5kmほどはほぼ平坦と言っていい道が続きます。
道中の岩井橋~ヒルクライムスタート地点は信号もなく、車通りも少ないので絶好のタイムアタックコースです。
僕はここに来ると前半は平坦のタイムアタックをして、その後ヒルクライムに興じてました。
ほぼ平坦とはいえ、微妙に上り坂なんです。
30km/h巡航はちょっと厳しいと思います(上級者は除く)。
僕の実力ではこの区間を14分切りで走れたらまぁまぁ調子が良いかなといった具合です。
梅ノ木峠:まとめ
いかがだったでしょうか?梅ノ木峠の距離は短いですが、全体的に勾配が強く激坂です!
2km地点が最大の難所なので、そこを越えるまで耐える!という心構えで行きましょう!
峠スタート地点までの5kmでのタイムアタックもオススメです!