埼玉県飯能市にある顔振峠。こちら埼玉の山々を繋ぐ林道、奥武蔵グリーンラインにある峠内の1つです。今現在僕がトレーニングのホームコースとしている峠の一つなのでよくいきます。顔振峠へ至るヒルクライムは吾野(あがの)駅近辺と東吾野駅近辺からスタートする2通りルートがあります。今回は東吾野近辺からスタートするルートを紹介します。
吾野駅近辺ルート
東吾野駅ルート
今回はこっちのルートを紹介↑
どちらのルートも険しさは僕の体感では同じくらいです。東吾野駅ルートは前半登りが緩いので、その緩い部分を取り去ったのが吾野駅ルートのイメージです。
今回は全長6kmを3sectionに分けて紹介します。
Course Profile
全長6km
平均勾配6.2%
交通量は少ない
僕の自己ベスト:27分10秒(参考までに)
頂上の見晴らし:とても良い!
全長6kmで平均勾配6.2%、この数値だけ見ればそこまで険しい峠ではないかと思います。しかし、序盤は坂が緩く、後半に平均を引き上げる勾配が詰まっています。
1st section:0~2.5km ウォームアップ
スタート地点の様子はこちら↑
ここから約2.5kmまでは平坦に毛が生えた程度の登りが続きます。区間平均勾配は約4%です。交通量が少なく景色も良いので良いウォームアップになります。初めてこの峠を登る場合は踏み込み過ぎずに体力を温存しておきましょう。
タイムアタックする場合にはこの区間で足を緩めずにタイム短縮を狙いましょう!
2nd section:2.5~4.0km 険しい登りの始まり
2.5km付近、丁度↑写真の場所くらいからから登りがキツくなります。道路左手に川の堤防っぽいものが出てくるあたりからです。2.5km~4.0kmの区間平均勾配は約10%!ヒルクライムらしくなってきました。4km地点はまるでゴールようなの雰囲気を醸し出してる場所にでます。距離としても区切りが良いのでこの地点をゴールに設定するのも良いと思います。
だがしかし、僕としてはヒルクライムのゴール地点は頂上でありたい!この4km地点を左に進むとまだ坂は続いているので行っちゃいましょう!
3rd section:4.0~6.0km ゴール地点には絶景
4~6kmの区間平均勾配は約5%。数値的には余裕がありますが、3rd section序盤は斜度8%くらいあるような気がします。トレーニングとして十分登る価値がある区間だと思います。
途中に分かれ道がありますが、坂が上りになっている方向に鋭角に曲がれば後はゴールまで一本道です。ゴール地点は茶屋があり、「顔振峠」の看板もあるのでわかりやすいと思います。サイクルラックもあります。
景色に関してですが、ウィキペディアには顔振峠の名の由来に「あまりの絶景に何度も振り返ったため」と記載があります。それくらいいい景色であるということですね。
峠にある案内板によると、平安時代、源義経が京落ちで奥州へ逃れる際、あまりの絶景に何度も振り返ったため、また、その際のお供の武蔵坊弁慶があまりの急坂に顔を振りながら登った等が名前の由来になったと説明されている。
「顔振峠」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』
最終更新 2023年5月14日 (日) 23:55 UTCの版
URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A1%94%E6%8C%AF%E5%B3%A0
まとめ
全長6km、平均勾配6.2%の峠ですが、険しい坂と緩い坂の区間がハッキリわかれていてメリハリのある峠だと思います。
足つき無しで登る場合の難易度としては梅ノ木峠>顔振峠と個人的には思います。
梅ノ木峠の紹介記事もありますのでよろしければご覧ください。
顔振峠からそのまま奥武蔵グリーンラインを駆け抜けると白石峠のゴール地点につながっています。
ヒルクライム後にそのまま山の尾根を自転車で駆け抜けるのも良いですね!
埼玉にお住まいの方は是非登ってみてはいかがでしょうか?