ロードバイクは定期的に洗車を行ます。
家にお庭があればそこで洗車すれば良いのですが、マンション・アパート住みでは洗車場所に困りますよね?
そこで今回は
水を使わず、ベランダで洗車する方法をご紹介します。
ポイントとなるアイテムは2つ!
- 100均で売ってる園芸用ビニールシート
- ワコーズ「フォーミングマルチクリーナー」
特にフォーミングマルチクリーナーは凄いです!!!
洗車前後は下写真のようになります!
汚れの落ち具合が一目瞭然です!(ちょっと通販っぽいwww)
洗車は汚れても良い服装で行うことをオススメします!
それでは詳しく洗車手順をご紹介します(‘◇’)ゞ
ベランダを養生する
「ベランダを養生」というと大掛かりな感じがしますが、とても簡素なものなので安心してください。
ここで登場するのが100均で売ってる園芸用ビニールシートです!
このシートを使って写真のようにベランダの床を覆います。
これをしないと、チェーン周りを清掃した時に出る廃液でベランダの床が汚れます。
洗車用具紹介
写真のスプレー缶は全てワコーズ製品で、左から
- チェーンルブ
- ラスペネ
- チェーンクリーナー
- フォーミングマルチクリーナー
- 雑巾
ワコーズ製品はどれも優秀ですが、特にフォーミングマルチクリーナーは凄いです。
これはスプレーから出る泡が汚れと反応すると水になって流れ出てくるというものです。
ものすごく汚れがよく落ちるんです。一体どんな仕組みなんだ。。。
もう一つ必要な道具があります。
それはチェーンローラーです。
写真はミノウラ製のものでクイックリリースタイプです。出しているメーカーによっては「チェーンキーパー」という名称だったりします。
こちら清掃で使うのもそうですが、輪行の時なども使えるので持っていると役立つのでオススメです。
チェーンローラー購入の際には以下に注意してください
- 自転車後輪のエンド幅
- ディスクブレーキの場合はスルーアクスル対応のものか否か
- リムブレーキの場合はクイックリリース対応か否か
チェーンローラーをお探しの方はこちら!⇒https://amzn.to/3Iv4Scg
洗車手順
- ドライブトレイン周りをチェーンクリーナーで清掃
- チェーンクリーナーで浮かせた汚れをフォーミングマルチクリーナーで仕上げる
- 濡れ雑巾で車体全体の汚れを拭きとる
- ディレイラーの駆動部にラスペネを注油、余分な油は拭き取る
- スプロケットとホイールの清掃
- チェーンに注油
①ドライブトレイン周りをチェーンクリーナーで清掃
後輪を外してチェーンローラーをセットした自転車をベランダに置きます。
まずは油汚れが集中していそうなドライブトレインにチェーンクリーナーをかけます。
ドライブトレインとはチェーン・クランク・ディレイラー等ですね。
その後チェーンに集中してチェーンクリーナーをかけます。
チェーンクリーナーをかけた部分に対してブラッシングをして刺激を与えます。
チェーンがいちばん汚れが出るので入念に行いましょう。
②チェーンクリーナーで浮かせた汚れをフォーミングマルチクリーナーで仕上げる
チェーンクリーナーで清掃した部分は汚れが浮いた状態になっています。
ここにフォーミングマルチクリーナーをかけます!
まずはチェーンにかけます。泡をもみこむようにしながらクリーナーをかけていきます。
その後、ドライブトレイン全体にクリーナーをかけた後雑巾で拭きあげます。
ここまででドライブトレイン周りの清掃は完了です。チェーンはピカピカになっていると思います。
チェーンを手でねじってみてジャリジャリする感覚がなければバッチリです!
ジャリジャリ感がある場合はチェーンに対し①②をもう一度行いましょう。
フォーミングマルチクリーナーを使えば、シャワーや洗浄機で水をかけなくてもここまで洗車することができます!
これならベランダでも洗車可能ですね!!
③濡れ雑巾で車体全体の汚れを拭きとる
車体全体の清掃ですが、その前に①②の完了後は床に廃液が溜まっていると思います。
一旦この廃液をティッシュや雑巾などで軽く拭き取ってあげた方が作業しやすいです。
そうしましたら車体全体の汚れを濡れ雑巾で掃除しましょう。
本当は車体全体もフォーミングマルチクリーナーを使えばなお良いのですが、こちらガンガン使っているとすぐ無くなります。
容量気にせず使った場合、ヘタしたら洗車2回分くらいで空になりかねません。
フォーミングマルチクリーナーはちょっと値段が高いです。
以下のようにクリーナーを使うポイントを絞ることをオススメします。
- 油汚れがある場所とブレーキ周りにはフォーミングマルチクリーナーを使う
- 砂・泥汚れやドリンクのべたつき等は濡れ雑巾で掃除
ブレーキに泡つけて大丈夫なの?滑っちゃわない?
大丈夫です。フォーミングマルチクリーナーはノンシリコーン、ノンワックスの洗浄剤なのでブレーキ周りにも使えます!!
ブレーキはできるだけ汚れを取り去りたいので僕はクリーナーを使っています。
④ディレイラーの駆動部にラスペネを注油、余分な油は拭き取る
フロントディレイラーとリアディレイラーにラスペネを注油しましょう。
ラスペネと普通の潤滑油の違いはこちらです
- 浸透潤滑剤なので金属表面に油が時間をかけて浸透していく
- 水置換性をもつので水を外に追い出しながら油が浸透する
つまりどういうことか
適当に吹きかけても駆動部の奥まで油が入ってくれます!!
さっと吹きかけて不要な部分についた油だけふき取りましょう!
注意点:ラスペネは缶を振らないで使ってください
⑤スプロケットとホイールの清掃
手順を以下にまとめます。
フロントホイールは⑤だけでOKです!
- スプロケットにチェーンクリーナーを吹きかける
- ブラシで刺激を与え、雑巾で軽く拭き上げる
- フォーミングマルチクリーナーを吹きかける
- 歯の間に布を通して汚れを吹き上げる
- リムにフォーミングマルチクリーナーを付けて雑巾で拭き上げる
⑥チェーンに注油
ワコーズのチェーンルブをチェーンに吹きかけて洗車完了です!
こちらのチェーンルブもラスペネ同様に水置換性なので多少濡れていいても大丈夫です。
このチェーンルブは吹きかけてから少し時間を置いてください。
そうすることで揮発性の溶剤が飛んで粘土が高まります。
理想は一晩置いた方が良いそうです!
時間を置いたのち、表面の余分な脂をふき取ったら洗車完了です!
注意点:スプロケットに直接油を吹きかけてはいけません!ゴミがめちゃ付きます!!
スプロケットにはチェーンから移る油があれば十分です。
※ワコーズのチェーンルブはハーフウェットタイプです。
洗車の様子を動画で解説
洗車の様子を動画でもまとめています。
動画を見ればベランダでの洗車イメージをより詳しく理解頂けると思います。
まとめ
- 100均アイテムで床を養生する!
- フォーミングマルチクリーナーで無水洗車
以上、つの2アイテムを使いベランダでロードバイクを洗車する方法でした!
基本的に油汚れ部分はチェーンクリーナー⇒フォーミングマルチクリーナー⇒拭き上げといった順番になります。
ワコーズ製品はどれも素晴らしいですが、フォーミングマルチクリーナーは特に良いです!
水を使わない洗車には必須のアイテムです!!
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