メンテナンス PR

ロードバイクのタイヤ&チューブ交換!硬いタイヤを楽にはめる方法!【クリンチャータイヤ】

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

注)この記事ではクリンチャータイヤの交換方法のみ解説します。

よしてる

ロードバイク歴4年のヒルクライム好き。永遠の初心者よしてるです。

ロードバイクを始めたら習得しておくべき技術、それがタイヤ交換

YouTubeを見てやってみたけどタイヤが硬くて動画のように上手く交換できない!なんてことありませんか?

そんな方に向けて、タイヤ交換を楽にできるポイントをお伝えします!

タイヤ交換を始めてする人にも分かるように、基本的な手順も踏まえてお伝えします!ご安心ください!

また、出先でのパンク修理=チューブ交換の方法についてもこの記事を読めば分かります。

必要な道具はタイヤレバーのみです!

自転車用のタイヤレバー
出典:Amazon.co.jp
Panaracer タイヤレバ

タイヤレバーをまだ持っていないロードバイク入門者の方は500円程度なので買っておきましょう!

ロードバイクを始めるにあたって絶対必要になるアイテムです。

Panaracer タイヤレバーをAmazonで見る⇒https://amzn.to/3vMsSEy

手順①:ビードを片側外す

まずはタイヤの空気を抜いてビードをホイールから外します。

ビードというのは下タイヤ断面図の赤丸部分の事です。

タイヤビードの説明
タイヤ断面図

タイヤレバーを使って、まずは片側のビードを外します。

下写真の様にタイヤレバーをビードとホイールの間に入れます。

タイヤ交換手順の説明。自転車のタイヤレバーをビードの間に入れる

タイヤレバーは通常3本セットで売っています。

ここで僕が発見したポイントがあります。

まず、次の写真の様に3本全てのタイヤレバーをセットします。

先にこの状態で3本レバーを挿しておくのがポイントです!

タイヤ交換手順の説明。3本のタイヤレバーをセットする

両端のタイヤレバーを倒してスポークに引っ掛け維持します。

レバー先端(下写真の赤丸部分)で引っ掛けることができます。

タイヤ交換手順の説明。

あとは真ん中のレバーを倒せばタイヤが外れます。

タイヤ交換手順の説明。
タイヤが外れました

外れた部分を起点にして残りのビードをホイールから引き出します。

レバーのスポークに引っ掛けていた部分を使うと外しやすいです。

出したビードにレバーを引っ掛けて矢印方向にスライドさせて残りのビードを外します。

タイヤ交換手順の説明。ビードの外し方。

全周のビードが外せたら手順①は完了です!

タイヤ交換手順の説明。ビードを片側外す完了。
手順①:ビードを片側外す完了

手順②:チューブを取り出す

ビードを片側外したら中のチューブを取り出します。

チューブのバルブを止めてるネジがあるので外しましょう(下写真)。

自転車タイヤのバルブネジ

後はタイヤからチューブを引き抜きましょう。

バルブの反対側からチューブを抜くと取り出しやすいです。

ロードバイクタイヤのチューブを外している写真

パンク修理等でチューブのみ交換する方は、ここから手順⑤に飛びましょう!

手順③:タイヤを外す

手順①で片側ビードが外せればタイヤを外すのは簡単です。

特に力も必要なくタイヤをホイールから完全に外せます。

チューブのみ交換する場合はタイヤを完全に外す必要はないです。

ロードバイクのタイヤを外している
ロードバイクのタイヤを外している

手順④:新しいタイヤのビードを片側はめる

新品のタイヤをホイールにセットします。

後でチューブを入れる必要があるので片側のビードのみホイールにセットします。

イメージとしては新しいタイヤで手順①完了の状態にします。

新品のタイヤだと梱包の癖が形づいていて少々はめにくいです。

タイヤ交換手順の説明。ビードが片側のみ外れている状態
片側のビードのみはめた状態

タイヤによっては回転方向が指定されているものが有ります。タイヤ側面に書いてある回転方向に注意してタイヤをはめましょう!

手順⑤:チューブを入れる

タイヤの中にチューブを入れていきます。先にバルブを差し込むと作業がし易いです。

チューブに少し空気を入れておくとタイヤ内に入れやすくなります。

チューブに少し空気を入れておくとタイヤ内に入れやすくなります。
少し空気を入れたチューブ

手順⑥:タイヤをはめる

ホイール外に出ているビードをホイール内に落とします。恐らくここが最も手間取る工程です。

特に新品のタイヤは固くてタイヤをはめるのが大変です!

まずはバルブ近辺からビードをホイール内に落としていきます。

バルブ近辺からタイヤビードをホイール内に落としていきます。

タイヤチューブをビードとホイールの間に挟んで傷つけないように注意してください。

8割ほどタイヤがハマったら、残り2割は力作業です。

最後の2割は入れるのが大変です

チューブを傷つけないために、手で全てのビードを落とすのが理想ですが、中には「絶対にハマらないだろう!」と感じさせる硬いタイヤも存在します。

そんなときの対処法をご紹介します!

タイヤが硬いときの対処法

固いタイヤは手で入れにくい

上写真のように残りのビードが入らない場合がよくあります。

男でも素手では厳しいので女性ではなおさらでしょう。

そんなときはタイヤレバーを使ってビードをホイール内に落としましょう!

チューブを傷つける恐れがあるので一般的には推奨されていないやり方ですが、正直この方法だと段違いに楽で速いです!

ホイールから出てるビードに少しずつレバーを入れてタイヤを落としていきます。

レバーでチューブを挟まないように注意して作業しましょう!

タイヤレバーを使ってタイヤをはめる

注意は必要ですが、僕はこの方法でチューブをダメにしたことはありません!

タイヤが固くて困ったら試してみてください。

手順⑦:
ビードにチューブが挟まれてないかチェック

チューブがタイヤビードに挟まってないか確認

最後に、タイヤのビードにチューブが挟まってないか確認します。

チューブが噛んでいたらタイヤを外して直しましょう。

タイヤ全周に渡って確認ができたらタイヤ交換完了です!

全手順の作業動画

①~⑦の作業内容を動画にまとめました。

動画にて作業イメージを掴んで頂ければと思います。

タイヤ交換まとめ

タイヤ交換の基本手順からポイントまでをご紹介しました。

タイヤを外すとき
:レバーを起こす前にあらかじめ3本全てのレバーを差し込んでおく(手順①)

タイヤをはめるとき
:素手ではめられない硬いタイヤはタイヤレバーを使う(手順⑥)

タイヤレバーがないと作業が出来ないので、まだ持っていない人は買っておきましょう。

ロードバイクを始めるにあたって必須アイテムになります。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA